高齢親の希望にこたえるため、2022年3月末に、実家のある大阪に引っ越すことになりました。
と同時に、東京での会社を退職することになりました。
4月は、諸手続きで忙しいのと、子ども達の入学や転校後の様子を見たいため、久しぶりに専業主婦状態。
5月から、大阪で転職活動を始めました。
6月半ばに転職先が決まりましたが、それまで、東京での転職活動の時とは違う不採用理由など経験しました。
転職サイトが決まるまでの事を、時系列で書いていきますね。

大阪での転職活動

1社目 北摂地域駅前商店街の薬局

ざざっと覚えていることを書いていきます。
社長が体育会系。

最寄りの駅までバスで行ってることを話すと、
徒歩30分でバスなら自転車でもいいでしょと社長。

電子薬歴ではなく、手書きの薬歴で、膨大なファイルが山積み
色々とケチの印象

薬局に行った時、面接の予約で来たと言ったら、
そこにいた人達誰も知らず、あんた誰?という感じだった。

こういう薬局は、久しぶりだった。
情報伝達が行き届かない薬局は、何かと不手際が起きそうで不安になった

ちなみに、私は、手書き薬歴の経験なし。
過去に見学で見たことはあるが、人によって字体に癖があり、ほとんど読めなかったため、
手書き薬歴の薬局は避けている。

また、自転車通勤ということは、台風でも雪でもということ。
うちは、親は私しかいないのに、私が大けがして働けなくなった時、子供たちの面倒見てくれるのか?
と考えて、ここは嫌と決心。
幸い、あちらからも不採用(不採用理由は分からない)。

2社目 東淀川区のある駅前薬局

大阪の友人達に聞くと、そこはバリバリ下町の地域の薬局。
管理薬剤師と社長は、穏やかな語り口。
1社目よりはいいかな。

電子薬歴で、調剤室も機器類も新しい。
これから在宅もやっていこうと思っている、とのこと。

東京の言葉は耳に付くと言ってたが気にせず、面接終えて帰宅。
数日後の結果は不採用。

紹介会社からの説明によると、関西弁が話せないからと管理薬剤師が嫌がったとのこと。
社長が、別にいいんじゃないの?と言っても頑なに首を横に振ってたと。

こちら出身の友人達に言うと、地域柄そう思ったか、東京が嫌いなんだろうと。
結論としては、そこの薬局は、東京が嫌いな管理薬剤師がいるので合わないという結論に落ち着いた。

3社目 北摂地域有名病院すぐ近くの薬局

調剤室がとても広く綺麗、機械化が進んでいて、工場に見えなくもない。
働いている薬剤師数も、シフトの関係で来てない人もいるはずなのに、その時だけでも6,7人いた。
事務の人達も数人いて、在宅の準備をできる範囲で手伝っていた。
午後2時からの面接だったが、午後2時半過ぎに副社長と管理薬剤師が到着

車の渋滞で遅れたと言ってたが、そんな遠方から来たわけでもないのに、30分も遅れたとなると、
もはや舐めた態度を取られた印象しかなかった
面接自体は、穏やかに終了。

その後、管理薬剤師から調剤室の説明を受けたが、その人の早口の関西弁による説明を頭が受け付けなかった
早口の女性芸人なら楽しいけど、早口の薬剤師で、色々質問してきた。
聞き洩らさないように必死で聞いてて質問にも答えられたが、全部終わった後、何も頭に残ってなかった。
仮にここの就職して、この早口であれこれ言われても、耳が追い付かず、怒られっぱなしだな…
と暗い気分に。
残業も多めだと言ってたし。

数人と面接する予定があるから、結果は1週間くらいかかると言われ、
その1週間後、不採用。
ホッとしてしまった。

4社目 都島区の在宅メインの薬局

面接の予定時間に行ったら、閉店してて入れなかった。
これまでの経験から、こういう出鼻を挫くような所は100%不採用(ご縁が無い)。
店内は明かりがついているので、人はいる様子だが、ドアを開けてくるわけでもないし、こちらからも入れない。
紹介会社に事情を電話したところ、店内から人が出てきた。

でも、電話に急かされて出てきたのではなく、勤務時間が終わって帰宅する女性だった。
事情を話したところ、どうぞと店内に案内された。
でも、誰も出てこないし、管理薬剤師はどこだろうと思って立ち尽くしていたら、
数分後に奥から管理薬剤師が登場。
予定時間から30分遅れているけど平気なんですかね。
その感覚が理解できなかった。

別室で、管理薬剤師と面談。
ほぼ雑談のような感じだった。ただ、東京の言葉は好きじゃないと言ってた
敬語で話してくれたら大丈夫と。

残業は多く、祝日は祝日とみなさず平日と同じ扱いとのこと。
これは、薬局では時々あることだからやむなし。
他にも面接する人達がいるので、結果は1週間後。
結果、不採用。
既に採用が決まっている人がいたので、というのが不採用の理由。
最後まで理解に苦しむ薬局だった。

5社目 サービス業全般を扱う大企業内定

関西に数件の薬局を持っていて、家から遠いけど残業ほぼ無しだからどうか?
と紹介会社から勧められた。

これまで面接した薬局と同じで、地域限定で薬局を展開している会社かと思っていた。

面接当日行ってみると、しっかり面接の情報が伝わっていて、準備も万端。
これまでの薬局とは比べ物にならないくらい、しっかりした準備態勢

その時点で私は興味津々。

面接は、薬局の説明の前に会社の全体像の説明、どんな仕事をしていて、どこにどんな施設があって、
海外ではこんなことをしてて、という感じ。
薬局自体は系列店数店だけど、会社全体で見たら、かなり大きい。
東京にも本社がある。
関西弁話せなくて不採用になった、と言ったら、ビックリしてた。

そんなこと言う所は会社としてダメだねと。

薬局自体は、在宅がメインで、残業時間はほとんど無い
更に、認定薬剤師を持っていることに対して手当を出すとのこと。
これまで、認定薬剤師を持っている意義を感じず、やめようと思ってたので、
ビックリした。
結果は数日後との事。

結果は採用。
社内連絡の的確さを見てて、腑に落ちない点が無く、適当な感じが無いのが嬉しかった。
そこで、こちらも快諾。
年収は東京の時と同じになるようにしてくれた。


無事に、大阪での転職活動終了となった。