私は、ハローワークへの登録と、大手調剤薬局HPからのエントリーを、ほぼ同時期にしました。
この二つを比べた場合、どちらが就職への近道かというと、私の印象では、ハローワークです。
やはり、15年以上専業主婦で、勤務すること自体のブランクが長い立場としては、面接に行く会社と私自身との間に専門の人が入った方が話がスムーズに行くと実感してます。
少し前に書きましたが、ハローワークの求人情報は、無料のせいか古い情報も混じってます。
でも、公的機関なので、古い情報はあっても、安心感があります。
面接に行く前に、ハローワークから面接先に連絡が行くので、情報が古い場合は、その時に「あれ？電話つながらないけど？」って気づくのでしょうね。
とりあえず、自分が興味を持った求人票を窓口に持って行って、指示通りに動けばいいわけですし、胡散臭さ、インチキはありません。
そして、ここからが今回の本題なのですが…
ハローワークと大手調剤薬局HPからのエントリーだけでなく、更に、私は、薬剤師の求人転職情報サイトであるファルマスタッフに登録しました。
ファルマスタッフは、大手調剤薬局 日本調剤の系列会社メディカルリソースがやっています。
メディカルリソースでは、薬剤師・医師・看護師の転職、派遣事業を扱っています。
じつは、ファルマスタッフには、6年くらい前に一度登録しているのですが、その時は、子どもが赤ちゃんだったため、託児所代にかかるお金が、働いて得られる収入と同じくらいである事に気づき、薬剤師就職することをやめたのです。
パートで働けたらと思ったのですが、託児所代でほとんど無くなるのでは意味がないと思いました。
そのため、ファルマスタッフに登録したにもかかわらず、その数日後には、「色々考えた結果まだ育児に専念したいので」と申し入れをしました。
それ以来、ずっと放置状態になっていたのです。
にもかかわらず、もう一度自分から連絡しようと思ったのには理由があります。
1つは、ダメだろうと思いつつ数年ぶりに連絡したら、とてもスムーズに対応していただけた事。
もう1つは、依頼者1人1人と面談して、こちらの希望をしっかり把握するだけでなく、薬局側にも実際に出向いて、薬局側の希望や雰囲気などをしっかり把握した上で、就職の斡旋をするという丁寧さ、です。
数年ぶりにこちらからメールで連絡すると、30分くらいしてメールに対する返信と、自宅への電話がありました。
そして、4日後に、最寄りの営業所で面接をし、こちらの希望や、参考になる話をしていただきました。
私は、電話から4日後での面接でしたが、2日後の面接も提案されたので、早い対応ぶりはストレスがたまりません。
また、面接前には、メールで送られてきたキャリアシート（履歴書みたいなものです）に記入して送信ました。
ファルマスタッフ営業所での面接は、まず最初に、薬剤師免許証の原本を見せる事から始まります。
ファルマスタッフのほうでコピーをした上で、すぐに返されます。
その後、キャリアシートを見ながら、これまでの職歴などの確認や、こちらの希望などを詳しく聞かれました。
この面接は、全く堅苦しくなく、とても和やかに進みました。
この際の服装は、普段着です。
面接前に、服装についてファルマスタッフの方に質問したのですが、就職先での面接とはまったく違いますし、営業所で希望条件を聞くのが主な目的なので、普段着でとのお話でした。
そのため、私は、子どもを幼稚園に送っていく時の格好で、完全なカジュアルスタイルでした。
あと、Tポイントをためている人については、ファルマスタッフに登録すると、Tポイントが500ポイントたまります。
更に、ファルマスタッフから派遣スタッフとして継続就業すれば、6ヶ月毎にTポイントを1万ポイントもらえます。
派遣で薬剤師として働きたいという人も増えていると説明を受けたので、参考までに書きますね。
だいたい1時間半ぐらいで面接は終了。
帰宅する際の足取りはとても軽かったです。
面接の最後のほうでは、私を担当するファルマスタッフのコンサルタントの方が紹介され、その方と2人で話しました。
私の話を聞きながら、コンサルタントの方は、頭の中に思い浮かんでくる、私の条件に合いそうな薬局をいくつか具体的に話してくれました。
ファルマスタッフの特徴(長所)は・・・
ファルマスタッフの営業の方達は、担当のエリアが決まってきて、そのエリア内にある薬局やドラッグストアなどを日頃からマメに訪問して、そこの管理薬剤師の方の性格や、働いている薬剤師の数や雰囲気などをしっかり把握しています。
また、どこの薬局でどんな薬剤師を採用したいかというのも把握しています。
そのため、営業所での面接で色々話しているうちに、この人に合う職場はどこかが浮かんでくるそうです。
各薬局の管理薬剤師の性格や、私のような未経験薬剤師に対する考え方も分かっている状態で、どんな薬局が合うか具体的に話してもらえるので、とても説得力があり、聞いているこちらとしても、とても納得ができますし、安心できます。
薬局によっては、管理薬剤師が未経験者を嫌っている、もしくは、育児中で働こうとしている女性薬剤師に対して厳しい態度をとる、そんな人もいるため、そういう管理薬剤師がいる薬局は紹介しないようにしている、とも言われました。
私が、m3から紹介された薬局は、まさしくそんな人が管理薬剤師だったのです。
目の前で「ダメでしょ」なんて言われ、ほとんどトラウマ状態で、ファルマスタッフに駆け込んだのですが、登録する薬剤師求人転職サイトによって、こんなにも違いがあるのかと実感しました。
これまで、m3での嫌な経験があったため、その時と比べてしまいますが、雲泥の差です。
ファルマスタッフのコンサルタントの方の、細かい気配りと日ごろからの地道な行動力があってこその安心感ですし、m3については、紹介先の薬局の事をよく知らず、事務的に連絡を取り合うだけでした。
管理薬剤師の人が、私の目の前で「ダメ」と言うありえない展開を経験してしまったから、余計に雑に感じるのかもしれません。
私のように、薬剤師未経験で年齢も40代となると、利用する薬剤師求人転職サイトをしっかり選ぶ必要があると思います。
私は、ファルマスタッフで良かったと思ってます。
ファルマスタッフで就職が決まったため、他にもいくつか薬剤師求人転職サイトに登録したものの、お世話にならずに済みました。
なお、ファルマスタッフの営業所での面接以後の事については、次の記事で書く予定です。
私が、決め細やかなサポートをしていただいたファルマスタッフです。
⇒薬剤師の求人・転職ならファルマスタッフ
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