m3で経験した調剤薬局紹介の大きな問題点

面接の翌日、m3の担当者から電話があり、面接の様子を聞かれました。

私は、概ね和やかに終わったと言う事を手短に伝えて電話を切りました。

それでも、管理薬剤師の小声で言った事がどうしても気になり、m3の担当者に、その事をメールで伝えました。
翌日、m3から電話が来て、更に詳細を聞かれました。

m3の担当者は、採用担当者には、薬剤師未経験である事はしっかり伝えたとのこと。
現場の薬剤師には伝えたか尋ねると、それはしてないとのことでした。

採用担当者に伝えたら、当然、現場の薬剤師に情報が伝わるだろうということなのでしょう。
ところが、この会社(薬局)の場合、人事の意思が現場に伝わって無かったのです。

こんな大事なことが現場に伝わってない会社って！と驚きました。

採用担当者だけ「薬剤師未経験OK」でも、一番大事な現場で働く人達にそれが伝わっていないとなると、薬局の管理薬剤師だって、自分達の意思が無視されているわけですから不機嫌になるでしょう。

つまり、m3の場合、登録から面接まで、とてもスピーディーな流れですが、m3の担当者が現場の薬局に直接出向いて、薬剤師の希望を聞く、薬剤師とコミュニケーションをとる、という事が全く無いと分かりました。
薬局側の採用担当者とは電話かメールでやり取りするだけで、とても事務的な流れ作業なのだと実感しました。

面接先の薬局長に伝わっているか確認すらしないということです。

それは、私との連絡手段も同じで、こうやってトラブルになった時でさえ、電話とメールだけで、対面で話を聞くという事が全くありませんでした。
今回の件は、薬剤師未経験の私だからこそ、面と向かって言われた出来事です。
薬剤師として調剤経験のある人なら、こういう事は無かっただろうし、少なくとも門前払いのようなことは言われなかったでしょう。

どこの薬剤師求人転職サイトでも、薬剤師未経験者でも就職できる事を書いています。
40代まで未経験だった私が現在働き続けているわけですから、未経験者でも就職はできます。

ただ、就職先を決める際には、より慎重に頼れる転職サイトを決めるべきでした。

今回も、薬局側の採用担当者と管理薬剤師の意思疎通がしっかり行われていたら、このような事にはならなかったでしょうし、この薬局に、私が面接に行く事も無かったと思います。

私にとって、エムスリー（m3）、そして、面接に行った調剤薬局、この2ヶ所に対する印象はとても悪いものになりました。
どちらにも、いい加減さを感じましたし、面接に来る立場の人の事を、あまりに事務的に軽んじているその態度に、憤りを感じました。
今思うに、そんな薬局に就職しなくてよかったと思ってます。

こちらは相当真剣に準備して就職面接に臨んだだけに、いい加減な態度に、自分との温度差を強く感じ、拍子抜けしました。

適当に紹介した会社、適当に面接して、気に入らなければ、当人の前で独り言のように小言をつぶやく薬剤師。
私自身の気合が空回りしたこの感覚、とても気持ち悪いです。

追伸：
現在、とてもよいところで働いている私にとって、この最悪の経験がったからこそ今の職場に出会えたと思ってます。とてもフレンドリーな職場で、協調性のある職場。
墓地を通って通勤どころか、歩いているだけでも楽しい商店街を通って通勤です。

⇒薬剤師転職の王道！エムスリーキャリア