マイナビ薬剤師紹介で家族経営の薬局で面接

マイナビ薬剤師で紹介された薬局に面接に行くことになりました。

マイナビ薬剤師に連絡を取ってから2週間後のことでした。
私のように条件の厳しい者にとって、2週間で面接に行くというのは、早いほうです。
紹介はすぐにあっても、面接日が具体的に決まるのは、そう簡単ではないことが多々あるので。

マイナビ薬剤師の場合、面接には担当者も同行します。
これはファルマスタッフと同じです。
面倒見の良さを感じます。

私の場合、面接当日、薬局の最寄り駅の改札で、担当の方2人と待ち合わせをしました。
その後、薬局へ徒歩で移動です。

薬局までは、徒歩6~7分で、ずっと商店街が続き、交通量も人通りも多く、近くに総合大学があるため、大学生が多く歩いています。
通勤するには、良い環境だと思いました。

もう少しで薬局という時、私達の横を、赤ちゃんを背負った女性が小走りで追い抜いていきました。
すると、私と一緒に歩いていた担当者の1人が、少し慌てた様子で、その女性のあとを追い、声をかけました。
私が、キョトンとしていると、もう1人の担当の方が、「あの人は、経営者の奥さんなんですよ。」と、小声で教えてくれました。

その女性は、振り向きざまに「これからすぐに面接の用意しますので。買い物してたら遅くなっちゃって・・・」と言って、慌てて薬局に入っていきました。

その数十秒後に、私達も薬局に入りました。

女性は、赤ちゃんを背負ったまま、汗だくになって面接のセッティングをしてました。
この時点で、経営者の男性は姿を現さず、面接のセッティングができてから、奥さんに促されて店に出てきました。

こちらに来るのかと思い、軽く会釈をし、この人と面接するのだろうと気持ちを引き締めていると、経営者の男性は、また奥に引っ込んでしまい、面接は、赤ちゃんを背負ったままの奥さんとすることになりました。

ちなみに、経営者ご夫婦は、薬剤師の資格は無く、経営者という立場です。
薬剤師を雇って、薬局を経営しています。
また、日用品も売っていて、そちらは、おじいちゃんとおばあちゃんがレジに待機していて、店番しています。
家族経営のお店です。

奥さんがバタバタと面接の用意をしている間、その隣の調剤室では、管理薬剤師と思われる男性と、若い女性薬剤師の2人が、黙々と働いていました。

面接が始まりました。

履歴書を渡し、それを見ながら質疑応答が行われました。
面接というよりは、気取らずオープンな感じで会話が進みました。

私とマイナビ薬剤師の担当の方達は、女性の背中でキョロキョロしている赤ちゃんが微妙に不機嫌で泣来そうなのが常に気になりました。

同じ建物内には、おじいちゃんもおばあちゃんも、夫でもあり薬局経営者の男性もいるのに、誰も赤ちゃんを抱っこしようとせず、奥さんにまかせっきりというのは、どういう家族関係なのかも気になりました。
奥さんが全部一人でやりたがるタイプなのかな?とも思ったり。

さすがに、そんなことは質問しませんが、奥さんが赤ちゃんを他の家族に任せないタイプならいいですが、そうじゃなかったら、他の家族は少し冷たいな、なんて思ったり。

なお、この面接では、勤務条件でも特に引っかかる点が無く、スムーズに終わりました。

ただ、子どもの急病で急に休まなければならないとき、代わりの人がいないので、残された人が大変になってしまう、とのことでした。

更には、お盆休みは無いとのこと。
これでは、仮に連休を取るとなると、スタッフが非常に少ない分、取りづらい雰囲気だなと思いました。

一通り面接が終わったところで、調剤室を見学させていただきました。

狭い空間の中に、色々なものがびっしりと置かれていて、全体的に古い印象です。
そして、男性管理薬剤師と若い女性薬剤師の二人が働いていました。
2人ともとても大人しそうな方で、黙々と仕事をしていました。

仮に、私がこの中に加わった場合どうなるか想像してみました。
勤め始めた場合、常勤の管理薬剤師の方から教わることになるとの事。
それは分かりましたが、私が勤めてしまったら、管理薬剤師の方の負担がとても大きくなるのではと心配になってしまいました。
かえって大迷惑になるのではと、気持ちが萎縮していくのを自覚しました。

また、参考までに薬歴を見せていただきました。
薬歴は、電子薬歴のところもあれば手書きのところもある、というのは分かってます。
どちらかなと思ったわけですが、手書きの薬歴でした。

パラパラとめくって見せていただけたのですが、手書きの文字が全く読めませんでした。
殴り書き?
長年勤め続けている管理薬剤師の男性が書いているとのことですが、薬暦というよりは、この方の個人手帳のように思えてきました。
解読するにも、私には無理、もしくは、長時間かかってしまいそう。
目が慣れれば大丈夫なのでしょうか。

私は、頭の中で前向きに解釈しようと必死でしたが、そうすればするほど、無理という気持ちが強くなっていきました。
無理しないほうがいい、私には合わないと、心の中で、自分に言い聞かせていました。

薬歴を見せていただいた後、店内にいるおじいちゃんとおばあちゃんにも軽くご挨拶をし、奥さんに声をかけられて姿を現した経営者の男性にも挨拶をし、薬局をあとにしました。

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