薬剤師をする人がほとんどいない薬学部出身

薬剤師として働くことを、とりあえず友達に相談しようとしても、薬剤師をしている友人がほとんどいないというのが問題でした。

私が出身の薬学部は、大学卒業と同時に7割が大学院進学で、残りは企業に就職でした。
薬剤師になったのは、2~3人しかいませんでした。

私自身も、大学院に進み、就職先は企業で、薬剤師とは無縁でした。
親しい友達も、みんな企業に就職したため、友達との会話で薬剤師が出てくることすらありませんでした。
まるで、工学部か理学部出身のようです。

そもそも、授業も実験ばかりで、薬剤師の実習といえば、自分達のところの付属病院の調剤部で、先生がやっているのを見ているだけで、実習とは程遠かったです。
学会発表の準備ばかりしていた記憶しかありません。

それでも、卒業して20年くらい経っているので、専業主婦をしていた友人の中には薬剤師として働き始める人もチラホラいました。

そんな友人達に聞いてみると、薬剤師の資格さえあれば、どうにかなると言います。
あとは、どれくらい仕事できるか、一人ひとりの事情によって違ってくるとのことでした。

でも、さすがに40歳代になって初薬剤師というのは無理なのでは?
と思いました。

それでも、勤務内容や勤務条件でクリアできるのではとのことでした。

では、働き始めることができたとして、その後困らないかというと、これも何とかなるとのこと。
ただし、慎重に職場を選ぶ必要があるようです。

他人が良い職場と言っても、自分に合うかどうかは別です。

あとは、努力と慣れなのかなと思いました。

その前にもっとも必要なのは、就職先を探し出すという勇気でした。
友人知人のコネが無いのなら、薬剤師専門の転職求人サイトを利用してみようと思いました。

大学時代の友人達の中には、薬剤師として働きたいと思いつつも、勇気がなくてずっと専業主婦をしている人がチラホラいます。

私も、薬剤師をしたいという気持ちが中途半端だったのでしょう。
なかなか行動に移す勇気が出なくて、無駄に時間を過ごしてしまってました。

このまま年齢を重ねていくのは嫌なので、自分にとってはもうタイムリミットと思い、とにかく行動することにしました。

薬剤師の資格は持っているけど、製薬メーカー勤務等で薬剤師として働いたことはない人は多いと思います。
私が卒業した国立大学の薬学部は、同級生で薬剤師として新卒で就職したのは、男女一人ずつでした。

あとは、8割が大学院進学で、大学院卒業後は、製薬メーカーの研究所勤務か、色々な伝手で各地の大学に就職です。
大卒で就職した人たちも、教授のコネで製薬、化学、食品メーカーの研究所に就職でした。
そもそも、薬剤師の資格すら取らない人もいるくらいです。

唯一男子で薬剤師として就職した人は、成績優秀だったため、所属研究室の教授から、大学に残って研究を続けて欲しいと説得されていました。
しかし、地元に戻って親を安心させたいとの思いが強く、その気持ちを通すために、地元の病院で働くことにしたのです。

私が、今、薬剤師をして、当時大学院でやったことが仕事に生かされているかというと、ゼロです。
強いて言うと、学会発表の経験が何度かあるので、人前で話すのは慣れているかな、という程度です。

薬剤師として働くのが分かっていたら、当時の国立の薬学部には行かないほうがよかったなというのが実感です。
投薬という言葉すら知らずに卒業しましたから。
薬学部というよりは理学部です。

私立大の薬学部のほうが、国試対策もばっちりですし、薬剤師になるための実習もしっかりしてます。
そちらのほうが良かったです。
同じ大学の人達も薬剤師をしてるわけですし。

私の職場は、調剤薬局としては大きい会社ですが、同じ大学の人は誰もいません。
何百人か薬剤師がいるのに、誰もいないとは。
国立大学出身の人を見つけて親近感を持つ程度です。

私の大学は、当時、国試の勉強は自学自習、調剤実習なんて医学部の附属病院で2週間ほど見学するだけでした。
国試の合格率は悪かったですが、どうということはなかったですし、もともと薬剤師になる気が無いので、落ちて当然という感覚の人が多数でした。

今は、国立大の薬学部も、研究者になるコースと薬剤師になるコースを分けている大学もあります。
ずいぶん改善されてました。

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