一生薬剤師として働かないだろうと思っても、特に女性は、結婚や育児を経て、薬剤師として働くことを考え始める人もいることでしょう。
ここでは、家事育児に専念しているけど、いつか薬剤師として働くかもという人が、このブログを見ていたとして書きます。
私から今言える事は、薬剤師としてのキャリアを少しでも作っておきたいのなら、なるべく早めに、頑張って働いておくと良いかなということです。
それによって、未経験の人は調剤経験有りとなりますし、経験のある人もブランクの期間が短くなります。
働いておけは、その後いったん仕事をやめたとしても、再就職の際に有利になります。
ただ、採用する薬局の立場としては、就職したからには少しでも長く続けて欲しいと思うのは当然ですから、職場には家庭の事情はしっかり伝えておくことと、理解のある職場を選ぶのは大事です。
できることなら、同じ立場の人が複数いる職場が良いです。
私自身、育児中の女性ばかりの職場にいます。
朝起きたら子どもの体調が悪く、急に出勤できなくなることもありますが、それはお互いさまなので、休みやすいです。
朝に「子供が急に熱出したので、お仕事休みたいのですが…」と電話すればOKです。
薬剤師の数が多いので、職場の体制に大きな影響が無いのも、休みやすい理由の一つです。
また、私生活では、あまり無理なスケジュールは立てないようにして、精神的に疲労しないように気をつけます。
その中で、 何を中心に生活したいかは人それぞれですので、自分のライフスタイルについて、じっくり考える必要があります。
今はどうしても仕事は無理だと思ったら、機が熟すまで、専業主婦でもいいと思います。
但し、いつまで専業主婦をし続けるのかが問題です。
もし、いつか薬剤師として働きたいと思うのであれば、薬剤師未経験の人ほど、年齢を考えなければなりません。
薬剤師未経験でも薬剤師として働く事はできます。
しかし、年齢が上がるほど、選択肢が少なくなっていくのは事実です。
私は40代半ばで初めて就職活動をしましたが、この年齢で未経験というのは拒絶させる要因ですし、小さい子がいる、しかも融通の利かない幼稚園児ということで、一層受け入れてくれるところが少なくなりました。
薬剤師の転職が50代でもスムーズにできるというのは、薬剤師としてのキャリアがある人で、朝から晩まで働ける人の場合です。
薬局としては即戦力が欲しいわけですから、高給優遇ということだってあるわけです。
でも、未経験の薬剤師を採用するなら、若い人を取りたいのは自然な考えだと思います。
なので、専業主婦だけど薬剤師として働きたいと思っている場合は、勇気を出して、初めの一歩を踏み出す時期をいつにするか考えておくと良いです。
大学時代の友人や、かつて働いていた会社の知人のコネで働き口があるのなら良いです
が、そうでない場合は、あまり遅くなり過ぎないように気をつけましょう。
私の場合・・・
一番最初に、30代前半で薬剤師として就職を考えました。
しかし、30代前半の時でさえ、薬剤師未経験で30代である事に、とても引け目を感じ、就職する勇気が無かったのです。赤ちゃんもいましたし。
そして、40才になった時に、薬剤師として就職したいと久しぶりに思いました。
でも、この時も赤ちゃんがいたから就職をためらいました。
更には、40代という年齢が大きなハードルになっているような恐怖心も持ちました。
年齢とともに年齢に対する不安は大きくなる一方でした。
それでいて未経験である事に、ますます引け目を感じ、もはや働きたくても働く勇気がない、そんな感じでした。
40代半ばになり、これ以上年取ったら、もはや一生、薬剤師として働けないのではという危機感が出てきました。
その危機感がとても強かったことが就職活動をする原動力になりました。
反省を込めて過去を振り返ってみると・・・
最初に働きたいと思った時に、一歩を踏み出してみるべきだったかなと思ってます。
年齢が気になるにしても、若返る事はできないし、働きたいと思った瞬間が一番若いわけですから。
私が、決め細やかなサポートをしていただいたファルマスタッフです。
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