未経験の薬剤師として採用される際に重視された事

40代後半にして薬剤師として就職できたわけですが、採用される前には、当然ながら面接があります。

調剤薬局の採用担当の方が何を重視したか、これまで受けた3つの薬局の採用担当者との面接から感じたことを書いてみます。

どの薬局にも共通しているのは、当然のことですが、履歴書はしっかり見るということです。
出身大学についても簡単に印象を言われましたし、それが雑談をする際の話題になることもありました。
でも、もっと気にしていたのが、職歴です。

勤めていた会社がどこかということではありません。

大学卒業後、何年間同じ会社に勤め続けたか、そして、退職する際の理由は何だったのか、それをしっかり質問されました。

薬局側も、そういう点については、すでにファルマスタッフの担当者から聞いているので分かってはいるのですが、もう一度本人に確認するような感じでした。

薬剤師経験無しでも、一度でも社会人として堅実に働いていた経験があるなら、それが評価されます。
私も、製薬メーカーで6年間真面目に働いていたという事が、採用する側に安心感を与えている様子でした。

また、採用する側としては、退職した理由が気になるようです。

私の場合は、結婚出産しても働くつもりだったものの、片道1時間半かかる通勤が負担になり、2回の流産をしてしまい、働くことより子どもの命を最優先にしたいと思い退職しました。
この理由も、理解していただきました。

流産というデリケートな内容だったため、「心身ともにかなり大変でしたね」と気を使っていただきました。
つらい経験を思い出させてはまずいということだったのか、「流産2回」と聞いてからは、その事の経緯を深く追求されることはありませんでした。

私が、決め細やかなサポートをしていただいたファルマスタッフです。
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