調剤薬局での最初の壁はピッキング

実際に働くかどうかは別として、40代にして初めて薬剤師として働いてみたいと思っている人は、世の中に案外います。
薬剤師未経験という人だけでなく、ブランクの長い人もいることでしょう。

「私の年齢じゃもう遅すぎる」と諦めかけている人達、「働きたいけど勇気が無い」という人達のために、私自身の恥をさらすべく、実体験を書いてます。

以前も書きましたが、私は、もともとは製薬メーカーの研究所勤務で、出産後10年以上専業主婦をしていたので、仕事をすること自体がとても久しぶり。
そんな人間です。

本題です。

初めて調剤薬局に薬剤師として勤務始めました。
始めの2週間ほどは、職場と薬に慣れるためとのことで、調剤室でのピッキングに専念してました。
患者が複数来た時は、事務の方もピッキングすることもあるので、それについて監査することもしました。

といっても、週に3回3時間ずつの勤務なので、始めの2週間も、慣れたような慣れてないような・・・。
薬のことはまだだけど、職場の人達には慣れたかなと言う程度だったと思います。

しかも、

薬に慣れるといっても、そんな短時間で全て覚えられるわけではないですし、全ての薬が種類別に置かれているので、薬の名前を見て何の薬か分からなければ、棚から取るのも四苦八苦でした。
次々と来る処方箋を見ているうちに覚えたつもりの薬でも、何の薬だっけ・・・。
と、再び時間をかけて棚の前をウロウロ・・・。

一度にあれもこれもしなければならないので、のんびりパッケージを眺めて説明書を読む暇はありません。

これじゃダメだと思い、薬局長に相談し、よく使う薬については、メモ紙を貼って見やすくしました。
棚には効能別に並べられているといっても、棚にラベルが貼ってある訳ではありませんでした。
薬局長とベテラン薬剤師2人だけの薬局だったので、ラベルを貼る必要は無かったとのことです。

そこで、棚に貼るメモ書きには、薬の名前だけでなく効能も書きました。

ピッキングについては、これでスピードアップしてきました。

ただ、引き出しに入っている薬については、それに気がつかずに、棚を見回して時間が過ぎていく、ということもあったので、引き出しに入っている薬については、重点的に覚えることにしました。
引き出しには、さすがにラベルが貼ってあったので、分かりやすくなってました。

薬の効能云々以前に、薬の場所が分からなければ話になりません。

調剤薬局に勤めてまず最初にぶち当たった壁は、薬の場所を覚えることだったのです。

せめて五十音順に薬が並んでいたらだいぶ楽なのに、なんて思いながらも、他に薬局で勤めたことが無かったので、どの薬局もこんな感じで薬が並んでいるのだろうと思い、必死に慣れようとしてました。

ちなみに、今の薬局では、五十音順に並んでます。

ただ、効能別に置かれているということは、効能と場所を同時に覚えられるので効率的とも思いました。

この調剤薬局の仕事では、焦って一気にあれこれ覚えようとせず、まずは確実に1つ覚えて、そこから関連付けていろいろ勉強していく、という私なりの勉強スタイルが出来上がりました。

とても丁寧なサポートで今勤めている薬局を紹介してくれたアプロ.comです。
アプロドットコム(履歴書まで書いていただきました)

こちらも、私が、決め細やかなサポートをしていただいたファルマスタッフです。
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