薬剤師として働き始めて数年経ちました。
ふと思い返すと、知識ゼロからの出発。
それでも、今人並みに薬剤師として働き続けることができてるのは、職場の理解と職場の人達の温かさのおかげです。
そして、外来患者がほとんどいなかった在宅メインの薬局だったので、各自が自分のペースで仕事をしていました。
職場の薬剤師がそれなりの数いるので、手の空いた人に質問できたし、職場の人達が目をかけてくれたのは良かったです。
製薬メーカー研究職勤務だったので何も分からない、というのは職場の全員が分かっているとはいえ、誰もが知っていることを質問するのは恥ずかしいですが、ずっと知らないのはもっと恥ずかしいことです。
働き始めだからこそ、色々聞いたのは良かったですし、そんな職場環境に恵まれたことには心底感謝です。
では、私個人としては何をしたか…。
「今日の治療薬」を隅から隅まで読めばいいと言う方もいたのですが、実際に薬を手にしたこともない状態では、字面を追っているだけで、全く頭に入ってきませんでした。
もちろん、やらないよりははるかに良いのですが、いまいちしっくりきません。
結局、仕事そのものが勉強でした。
まずは、処方箋の読み方から。
処方箋通りに薬を手に取って揃える、そして、別の薬剤師に監査をしてもらう、その繰り返しが勉強でした。
やはり、実物を手に取って目にするということが一番効果的でした。
毎日これをを繰り返していれば、少なくとも、自分の職場でよく使われる薬は自然と覚えていきます。
いきなりたくさんの薬を覚えるなんて無理なので、自分の職場でよく使われる薬から覚えていけば大丈夫です。
あとは、仕事の中で、隙間の時間に添付文書を見たり「今日の治療薬」をさっと読んだり、の繰り返しです。
周囲の人達との会話も、今振り返ってみれば自分にとっては勉強の一部でした。
自分が手にした処方箋に書いてある薬の名前を、いらない紙にササッと書いて、それを自宅に持ち帰って調べ、専用の手帳にまとめることもしてました。
職場までの往復の時間で、ネット検索することもよくあります。
なるべく薬の話に触れる時間を増やすようにしてました(今もそうですが)。
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