ピッキングのみの薬剤師

「ピッキングのみの薬剤師」

このブログのアクセス解析を見た時、検索キーワードの一つとしてありました。

ここに来られる方は、いろいろな言葉で検索されて、偶然私のブログに行きつくわけですが、この言葉を見て、そんな人いるのかな?と思いました。

私は、これまで3か所の薬局で働いたことがありますが、ピッキングのみしかしない薬剤師はいません。

働き始めたばかりの頃は、薬の場所を覚えるために、ピッキングしかやらない事もありましたが、同時に監査はしますし、しばらく経てば投薬もします。

初めて薬剤師として働いたときでさえ、確か2週間後には「投薬してみましょう」と言って、有無を言わさず、患者さんの前に立つことになりました。
しどろもどろだったので、一生の恥と思ってますが・・・。

私が今働いているところは、パートの私の事を、正社員の方達がしっかり教育してくれました。
薬剤師数が10人近くいて、多い日によっては5~6人出勤している事もあるので、私に教える立場の人を作れたのでしょう。
そのため、まさにゼロから出発することができ、ピッキング、監査、分包機の扱い方など、投薬以外の事を1年間続けました。
重い処方の分包を主にやりつつ、1年過ぎたころから、投薬を始めました。
一方、週に1回、ドラッグストアでも働いていますが、そこはピッキングではなく、お客さんの質問に答えるのが主な仕事なので、調剤薬局とは違います。

ずっとピッキングしかしない薬剤師っているのかな?

2年くらい前に、求人検索をしていた時、「役割分担しているので、ピッキングと監査だけやってほしい」という求人を見たことがあります。

興味を持って問い合わせたのですが、全く別の求人ばかり紹介され、結局詳細を知ることができませんでした。

私が思うに、仮にピッキングのみすればいいとしても、あまり勉強にはならないかなと思います。

投薬で患者さんと会話しないと、薬剤師としての自覚が大きくならないし、薬に対する向学心も、あまり大きくならないように思います。

専門知識を豊富にして、患者さんには分かりやすく説明するにはどうしたらいいか、投薬を続けて自分なりに実感し考えるのが、経験を積むことになるし、一番の勉強だと思います。

机上で勉強しても、実際に患者さんに還元していかないと。

ピッキングも、薬を見て触れることで、自然に覚えていくこともありますし、興味を持って本を調べたりするきっかけになったりします。

でも、患者さんに渡して説明した方が、自分にとって一番勉強になります。

薬以前に、患者さんとの会話が苦手と言う人もると思います。
人見知りの強い人もいるでしょうし、個性の強い患者さんも来ますしね。

私も、知らない人と話すのが嫌で、投薬大嫌いでした。

私の場合、知らない人はみんな怖い人、意地悪な人に見えちゃうんです。
男性患者さんなんて、全員怒っているように見えてましたし。

でも、結局、これも慣れなのかもしれません。
苦手意識はずいぶん薄らぎました。

嫌とか言ってられないですし、職場には仲間の薬剤師もいます。
決して自分一人ではないですし、次々と患者さんは来ますから、ごちゃごちゃ考えている暇はありません。

お昼前の午前11時すぎから混み始めるのですが、毎日慌ただしく過ぎていきます。
気がついたら、パートでは一番勤務年数が多くなってました。
任されることがどんどん増えていき、責任の重さも大きくなってきました。

このまま続けて正社員になるか、別の職場を考えるか、悩みどころです。

 

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